インターサーブのあゆみ

私たちは「商売」と向き合う企業です。持続可能な商売が成り立つ社会を実現する。
私たちやサプライチェーンを取り巻く状況は日々変化していますが、
この想いは創業の1994年から変わりません。

1977〜1997創業期

インターサーブの始まり

インターサーブは「商売」のことを考えるのが好きだった1人の若者から始まりました。代表の岡本篤は大学時代は20種類ものアルバイトをこなしながら、常に商売のことを考えていました。大学時代の友人の「ソフトウエア業界はこれから伸びる」という言葉もあり、卒業後はソフトウエア会社に就職しました。営業として活躍していた岡本ですが、会社の業績が悪化し退職を決意。その後は中古パソコンの販売補助や企業のシステム構築のコンサルタントなど、さまざまな仕事を個人で受けていました。しかし、個人では大口の受注を受けるのが難しかったため、会社設立を決意。1994年、有限会社インターサーブが誕生しました。
インターサーブという社名は「企業と企業の間を支える」という意味に由来しています。岡本は営業として働く中で、ある企業がシステムや事業を変えるたびに、その取引先や周辺の業者に大きな影響を与えている状況を目の当たりにしていました。その経験から、企業の間を取り持ち、関わるすべての人たちが幸せな結果となるような手助けがしたい、という強い思いが生まれていました。
設立から2年、1996年頃のインターサーブは、布地や手芸品、下着などの販売会社のPOS・販売管理システムの入れ替えや、外食チェーンのシステム開発などを受注していました。そして日本のインターネット普及率がまだ3.3%だった頃に、都内限定のインターネットプロバイダー 「ISNET」 を設立しました。

1998〜2000急成長期

高まるインターネットへの期待

1998年には、自社ネットショップ「カオスマート」を立ち上げました。ショッピングサイトとして日本初のクレジットカード決済を実現。大手物流会社とシステム連携した、全国一律料金での個人宅配も実施していました。翌年の1999年には、ショッピングサイトを構築するソフト「e-shop」を発表。インターネットの普及率が低かったため、ソフトの中身が理解してもらえず売上には繋がりませんでしたが、カオスマートは企業タイアップを行ったり、大手インターネットショッピングモールへ出店したりなどの賑わいをみせていました。2000年には、その大手インターネットショッピングモールのバックエンドシステム開発のプロジェクトも受注しました。
そのような時代の中で、世間でもインターネットへの期待が高まりはじめました。いわゆるITバブルの到来です。インターサーブもその影響を受け、大手投資会社9社から計20億円の出資を受けました。アメリカやドイツ、香港に海外事業の拠点を開設。アメリカで開かれたITイベントに日本代表として出展しました。

2001〜2012苦境期〜先行投資期

苦境を乗り越え、未来につながるサービスを生み出す

2000年の春、アメリカでITバブルが崩壊。その影響は日本、そしてインターサーブにも訪れました。2001年、予定されていた追加出資が取りやめになり、銀行から借入金の返済を迫られ、インターサーブは倒産の危機に瀕します。
再起を図り奮闘していた2003年のある日、外部の出資者に社員のほとんどを引き抜かれるという出来事が起こりました。銀行口座を閉鎖され、資金ショート寸前に陥ったところに、その外部の出資者から会社売却の話を持ちかけられました。いわゆる会社乗っ取りです。岡本は売却を拒否。自らが代表を続けて借金を返し切ることを宣言し、交渉を決裂させました。
そのような状況下の2001年には、企業間連携ポータル 「is-Trade Search」 開設。翌2002年には大手小売チェーンの株式会社しまむらのEDIシステム/無償ソフトの公式サポートを開始しました。
2005年からは、現在のインターサーブの主要な収入源である小売・流通業の業務改善のためのサービス「しまむらFRIMO」「ナフコFRIMO」などを次々とリリース。2008年には現在も続く取引先向けのポータルサイト 「idea+(イデアプラス)」 開設し、会社の立て直しをはかっていきました。

2013〜現在再成長〜拡大期

信頼で商売できる社会を目指して

2014年には、これまで無償で行っていたコンサルティングなどのアドバイザリー業務を本格的にサービス化し、しまむら社とアドバイザリー契約を締結しました。
2018年にはインターサーブのサービスシステムのコアとなる技術「ビジネスエンジン」をリリース。その後も「Products Garage」「Frimo〈しまむら〉」「出荷Pack〈しまむら〉」など、現在の主要サービスをリリースし、サプライチェーンの業務効率化に貢献しています。
2022年にはインターサーブのコアとなる企業理念やクレドを刷新。サプライチェーンの非効率を仕組みで解決する」をミッションに、持続可能な商売が成り立つ社会を目指して、新たなビジネスプラットフォームの開発に注力しています。

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